仮性包茎の定義と特徴

2024年7月23日

仮性包茎の定義と特徴

手で動かせば露出する範囲

完全な包茎は余った亀頭が見えないほど包皮で覆い隠された状態や、包皮が全く動かせない状態が特徴です。
性生活や自慰行為の際に支障を来たすのはもちろんのこと、亀頭が圧迫されることで本来のポテンシャルを発揮できなかったり、成長期の方であれば陰茎の成長が阻害されることもあります。
一方、仮性包茎の定義は、亀頭の先端が露出する程度に包皮が被っていたり、完全に覆い隠されていても
手で動かせば簡単に亀頭が露出する状態なのが特徴です。
仮性包茎なら性生活や自慰行為を行うことは可能ですが、同じく本来のポテンシャルを発揮できないほか、包皮の内部には細菌や垢が貯まりやすく不潔になってしまいがちです。
仮性包茎を放置すれば感染症や皮膚炎が生じるリスクがあるほか、気になる臭いを発することでパートナーとの関係に影響することもあります。
仮性包茎なら工夫次第で性生活も自慰行為も十分行えることから、すぐに対処をしない方が多い傾向にあるのも特徴です。

セルフケアで改善できる余地がある

重度の包茎の場合は基本的には手術を受けるしか改善する手段はありませんが、仮性包茎の場合はセルフケアで改善できる余地があるのが特徴です。
成長期の方であれば亀頭の成長と共に包皮を超えて増大することがあれば、自然に改善できるケースがあります。
軽度の仮性包茎の状態が続く場合は、包皮にストレッチを行うことで剥けた状態をキープするように癖をつけたり、医療用のテープを貼るなどして固定化させることも可能です。
もしも仮性包茎の状態で包茎手術を受ける場合でも、切除する包皮や縫合する個所が最小限で済み、回復が早くなるのに加えて仕上がりも比較的綺麗になります。
そうは言っても仮性包茎を放置した場合、やがて重度の包茎に移行するケースも少なくありません。
できるだけ早期に対処した方が予後が良いのも特徴で、クリニックの担当医に相談するのがおすすめです。
自然治癒を目指すか、手術を行うのかなど適切なアドバイスをしてくれます。

まとめ

仮性包茎の場合は特に緊急性を要しないことから、ついつい放置してしまいがちです。
しかし、やがて重度の包茎に移行するケースもあり、早期に対処するのが大切です。
自然治癒か包茎手術が迷った時でも、専門のクリニックの担当医に相談すればベストな方法をアドバイスしてくれます。
いずれにしても仮性包茎を改善すれば、性生活や自慰行為など一切の懸念材料がなくエンジョイすることができるようになるのは誰にとっても嬉しいところです。